【新春直球緩球】経済同友会・桜田代表幹事「GAFAと異なり、リアルデータ活用を」

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インタビューに答える経済同友会の桜田謙悟代表幹事(SOMPOホールディングスグループCEO)=東京・西新宿(酒巻俊介撮影)

インタビューに答える経済同友会の桜田謙悟代表幹事(SOMPOホールディングスグループCEO)=東京・西新宿(酒巻俊介撮影)

 --社会保障改革を経済同友会の重要項目とした

 「今年の『骨太の方針』に、75歳以上のどれぐらいの収入がある人に2割負担を導入するかの所得基準の議論や介護の議論をしっかりと盛り込んでほしい。ほとんどの人が2割負担にならなかったという基準では意味がない。また、社会保障制度の長期試算や成長率など政府と異なる見解を出す独立財政機関の制度設計を提言した。若い人や一般の人に政治に関心をもってもらう一助になる」

 --日本流のデジタル革新とは

 「米IT大手のGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・コム)は世界的に優越的な地位の乱用について規制がかかり、正しい方向になっていく。日本はバーチャル(仮想)データの『プラットフォーマー』(デジタル市場で独占的な力を持つIT企業)としてのGAFAとは異なり、信頼や安心に裏打ちされた金融、教育、医療、健康のリアル(現実)データに基づいたプラットフォーマーを目指すべきだ。リアルデータを活用した新事業創造は周回遅れを挽回する好機だ」

 --日本はイノベーション(技術革新)が起きにくい

 「高度成長時代の少品種大量生産のビジネスモデルでは、新卒一括採用による教育や協調性による生産性向上が重視された。だが、イノベーションは人と違うことをやらないと起きてこない。異なる視点や多様性を受け入れ、企業の形を根底から変革する決意が必要だ」

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