中国、上海とロンドン証取の株式相互取引停止 ロイター報道


 ロイター通信によると、中国当局は2日までに、上海証券取引所とロンドン証券取引所の株式相互取引を一時的に停止した。香港問題などをめぐる英国との対立が原因という。複数の関係筋の話として伝えた。

 相互取引は昨年6月に始まり、中国の証券会社が第1号としてロンドンに上場した。第2号として12月にも予定されていた中国の電力会社の上場は、取引の一時停止が原因で延期されたという。

 中国外務省の耿爽副報道局長は2日の定例記者会見で、詳細を承知していないとした上で「英国に投資する中国企業に、公平、公正で開放的、非差別的なビジネス環境を英国が提供するよう望む」と述べた。

 中国は香港で続く抗議デモに英国が憂慮を示したことなどに反発してきた。(共同)



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