イラン司令官の葬儀に数千人 指導部内に対米報復論 

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米軍に殺害されたイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官の葬列行進に合わせ、市民数千人が街頭で弔意を示した=4日、イラク・バグダッド(ロイター)

米軍に殺害されたイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官の葬列行進に合わせ、市民数千人が街頭で弔意を示した=4日、イラク・バグダッド(ロイター)

 【ベイルート=佐藤貴生】イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官が米軍に殺害され、現場となったイラクの首都バグダッドでは4日、葬列の行進開始に合わせて市民数千人が街頭で弔意を示した。

 ソレイマニ氏の遺体はイスラム教シーア派の聖地があるイラク中部ナジャフまで運ばれる。米軍は3日未明、バグダッドの国際空港で同氏らの車列を空爆。自国が殺害現場となったことで、イラクでは米軍への反感が強まっているようだ。

 遺体は近くイランに搬送され、国内各地を葬列が行進する大規模な追悼行事が行われる見通し。昨年11月、過去最大規模ともいわれる反政府デモが起きており、知名度が高かったソレイマニ氏の殺害を国民の団結に利用する指導部の狙いもうかがえる。3日には、イラン各地で群衆が「米国に死を!」などと叫んで殺害を非難する反米デモを行った。

 イランの国防、外交全般を統括する最高安全保障委員会は3日、緊急会合を開き、「米国は報いを受けることになる」などとする声明を出した。最高指導者ハメネイ師も「厳しい復讐(ふくしゅう)」が待っていると述べており、指導部内で対米報復論が強まっている。

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