ゴーン被告の手配書を受理 レバノン当局、聴取の方針





 【ベイルート=佐藤貴生、ワシントン=黒瀬悦成】イラクのアブドルマハディ暫定首相は6日、米国のトゥラー駐イラク大使に対し、イラク国会の決議に基づいて駐留米軍の撤収に向けて協力を求めた。米側は、イラク駐留米軍の重要性を主張ゴーン被告の自宅を警戒する警察官=7日、レバノンのベイルート(AP)

 日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)=会社法違反(特別背任)などの罪で起訴=がレバノンに逃亡した事件で、レバノン検察当局は国際刑事警察機構(ICPO)から被告の身柄拘束を求める「国際逮捕手配書」を受け取った。国営通信が7日伝えた。当局は今後、被告から事情を聴く方針。

 日本政府は2日、身柄拘束をレバノン政府に要請するようICPOに求めていたが、レバノン検察当局者によると「手続き上の不備」があり、受理していなかった。

 レバノン当局が聴取の後にゴーン被告の身柄を拘束したり、日本に引き渡したりする可能性は低いとみられる。(共同)



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