地検支部から逃走の被告かくまった女、初公判で認否を留保 大阪地裁


 保釈取り消しで収容直前に大阪地検岸和田支部(大阪府岸和田市)から逃走した野口公栄(きみえ)被告(49)らをかくまったとして、犯人蔵匿などの罪に問われた知人の無職、竹田加代美被告(62)=同府和泉市=の初公判が9日、大阪地裁(宮崎桃子裁判官)で開かれた。「(野口被告は)事件の前からしょっちゅう家に来ていた。かくまったのではなく、今までの流れだった」と述べた上で、認否は留保した。

 起訴状によると、昨年10月30日、野口被告を同府和泉市の自身の長男宅にかくまい、翌31日~11月1日には同被告に加え、逃走時に車を運転した息子の仁被告(30)もかくまったとしている。

 昨年11月9日には、同府東大阪市でも保釈が取り消された被告の男が護送車から逃走する事件が発生。地検は同12月、再発防止策をまとめた報告書を公表している。



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