1月10日の「110番の日」に合わせ、千葉県警は同日、同県市川市出身のモデル、押切もえさんを一日通信指令課長に任命し、同県浦安市の商業施設「イクスピアリ」で広報イベントを開いた。
同課によると、県警には1日当たり平均で約1750件の110番通報があるが、そのうち4割弱は相談や警察に対する要望など緊急性がないという。押切さんは「緊急の対応を必要としない相談などは、事件、事故の素早い対応を遅らせてしまいます。緊急性のないものは、警察相談ダイヤルの#9110や警察署におかけください」と110番の適正利用を呼びかけた。
イベントでは、県警音楽隊の演奏のほか、外国語で110番通報を受けた際に通訳を交えて状況を把握する「三者通話システム」の実演が行われた。