「カズレーザーと学ぶ。」が最終回、視聴者から惜別の声殺到!番組の功績と後継番組は?

日本テレビ系で放送されてきた人気バラエティー番組「カズレーザーと学ぶ。」が2日、惜しまれつつも最終回を迎え、インターネット上では視聴者から多くの惜しむ声が寄せられました。MCを務める「メイプル超合金」のカズレーザー氏が、現代社会において「今絶対知っておきたい人生が変わる新知識」をゲストと共に深掘りするこの番組は、多くの視聴者に学びと感動を提供してきました。

「カズレーザーと学ぶ。」最終回で花束を手に「卒業」を飾るMCのカズレーザーさんと岩田絵里奈アナウンサー。番組の功績を称え惜しむ声が寄せられています。「カズレーザーと学ぶ。」最終回で花束を手に「卒業」を飾るMCのカズレーザーさんと岩田絵里奈アナウンサー。番組の功績を称え惜しむ声が寄せられています。

カズレーザー初冠番組「カズレーザーと学ぶ。」の軌跡

「カズレーザーと学ぶ。」は、2021年10月に深夜帯でパイロット版としてスタート。その後、2022年2月の特番で高視聴率を記録したことを受け、同年10月にはゴールデン・プライム帯(午後7時~11時)へのレギュラー昇格を果たしました。これはカズレーザー氏にとって、GP帯では初の冠番組であり、大きな注目を集めました。番組では、生活に身近なテーマを3人の専門家が異なる視点から解説し、視聴者に多角的な情報と深い考察を促す内容が特徴でした。しかし、レギュラー化から約3年という期間で、残念ながらその幕を閉じることになりました。

視聴者からの惜別の声が殺到

番組終了の報を受け、インターネット上では「こんないい番組終わるのなんで??」「本当に勉強になったし、楽しかった。熱くもなれた。こんな良質だったのになぜ」「毎週楽しみにしてた。すごく面白かったし勉強になったのに、終わっちゃうの本当に残念だな」といった惜しむ声が殺到しました。また、「良い番組だったのに」「終わらせるの勿体無い。特番とかでたまに放送してほしいね」といった再開を望む意見や、「専門家や有識者の方々のお話もカズ様のお言葉もすごく面白くてタメになった」「知らないことを学べるテレビ番組唯一無二だと思うんですが」と、その独自性と教育的価値を評価するコメントも多く見られました。

岩田絵里奈アナウンサーが語る番組への思い

番組でカズレーザー氏と共に進行を務めた日本テレビの岩田絵里奈アナウンサーは、放送前に自身のインスタグラムを更新し、番組への深い思いを綴りました。彼女は当初、「骨のあるテーマばかりで、スタート当初は、収録のたびに頭を抱えていました」と振り返り、専門知識の奥深さと難解さに苦労したことを告白。その上で、カズレーザー氏の深い知識と思考力を基に独自の視点で切り込む姿勢を尊敬し、「この番組をさらに驚きに満ちた学びの時間に変えていく。次は何をおっしゃるんだろうといつもワクワクしていました」と語りました。岩田アナウンサーは、番組に協力した有識者、ゲスト、制作陣、技術スタッフ、そして視聴者すべてに感謝の意を表明し、「社会的意義とやりがいを強く感じる番組でした」と締めくくりました。

後継番組は「X秒後の新世界」

「カズレーザーと学ぶ。」の後継番組として、同枠では「X秒後の新世界」がレギュラー化されることが決定しました。この新番組は、世の中のちょっとした疑問や謎を勝手に検証する新型バラエティーで、「霜降り明星」せいや氏、ヒコロヒー氏、フリーアナウンサーの藤井貴彦氏がレギュラー出演します。

「カズレーザーと学ぶ。」は、知識を深めるだけでなく、社会に対する多角的な視点を提供し、多くの視聴者に影響を与えました。その最終回は、単なる番組の終わりではなく、一つの時代を象徴する出来事として、人々の記憶に長く残ることでしょう。今後の日本テレビのバラエティー番組の展開にも注目が集まります。


参考文献: