【ソウルからヨボセヨ】反日拠点に「大胆不敵な日本居酒屋」

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 ソウル都心の光化門広場は古宮・景福宮の前面に位置し、周辺には政府庁舎や日米の大使館などがあり、韓国政治・外交の中心である。周知のように、しばしば反政府・親政府両派の数十万人規模のデモや集会もあって注目度も高い。

 広場から1つ通りを入ると日本の千代田区に相当する鍾路区庁がある。近年、再開発が進み、あたりは高層ビル街になっている。その一角に開発遅れのような飲食店が数軒あり、うち1軒が日本風の焼き鳥居酒屋「さとる」。白い蛍光色をバックに黒字ででっかく「さとる」と平仮名で書かれた大きな看板が2枚出ていてイヤでも目につく。

 すぐ近くには日本大使館があって毎週、例の慰安婦反日デモでにぎわうあたりだが、そんなあたりにこんなお店が堂々と健在とは奇跡的である。若主人に聞くと開店して1年半になるという。反日不買運動がにぎやかなころは、さすがに日本銘柄の酒の売り上げは減ったが、売り上げ全体に特に被害はなかったという。

 それにしても愉快ではないか。あの店の看板は光化門一帯では最大の日本語看板といっていい。店のウリは「サントリーの生」で、店内にはイチローがモデルのキリン一番搾りのでっかいポスターも出ている。ちなみに「さとる」は主人の日本の友人の名前からいただいたとか。(黒田勝弘)

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