カナダのトルドー首相は11日の記者会見で、イランのロウハニ大統領に対し、カナダ人も多数犠牲になったウクライナ機撃墜について、完全な調査を求めたことを明らかにした。
トルドー氏は「イランが誤って撃墜したと認めたことは重要な一歩だが、完全な調査が実施されなければいけない」と指摘。「カナダと世界は(イランに)答えてもらわなければならない多くの疑問を持っている」と述べた。
さらに「極めて深刻な事態であり、イランは全責任を負わなければいけない」と強調した。
カナダ政府は、57人のカナダ人が犠牲になったとしている。(共同)