スペイン連立内閣発表 民主化後初、半数が女性

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12日、記者団に話すスペインのサンチェス首相=マドリード(AP)

12日、記者団に話すスペインのサンチェス首相=マドリード(AP)

 7日に再任されたスペインのサンチェス首相は12日、1978年の同国民主化後初めてとなる連立新政権の閣僚名簿を国王フェリペ6世に提出し、発表した。閣僚22人中、女性が半数。4人に増やした副首相のうち3人が女性となった。スペイン通信によると内閣は13日に発足。

 穏健左派、社会労働党(PSOE)を率いるサンチェス氏は記者会見で、北東部カタルーニャ自治州の独立問題や30%を超す若者の高失業率などを背景に「社会、地域、世代の対話」を行う内閣となると表明した。

 連立を組む急進左派ポデモスから5人が入閣し、イグレシアス党首が副首相となった。経済と環境政策を重視する政権の方針に沿って、カルビニョ経済相とリベラ環境保護相が副首相兼務に昇格した。(共同)

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