ウーバー運転手が強姦容疑 米LA郊外、乗客被害

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 米ロサンゼルス郊外フォンタナの警察は12日、女性乗客に対する強姦容疑で配車サービス「ウーバー」の運転手の男(32)を逮捕した。米紙ロサンゼルス・タイムズが13日、伝えた。米配車大手ウーバー・テクノロジーズは昨年12月、乗客や運転手に関する強姦や強姦未遂事案の報告が2018年に計500件以上あったと公表している。

 警察によると、乗客は友人と飲酒し、配車サービスを利用。車内で眠るなどして意識がなくなった後、被害に遭ったとしている。運転手は同意があったと主張している。ウーバーは運転手の乗務を禁じ、捜査に協力すると表明した。

 ウーバーが昨年公表した報告書によると、同意のないキスや性的な身体接触、強姦などを含む性的暴行の報告は18年に3045件あり、17年の2936件から増加した。配車回数で割った発生率は低下したとしている。

 今月10日にはロサンゼルス郊外オレンジ郡の検察当局がウーバーの別の運転手を乗客に対する性的暴行の疑いで訴追したと発表した。(共同)

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