首相、中東から帰国の途 サウジなど3カ国歴訪





オマーンのマスカット国際空港から帰国の途に就く安倍首相と昭恵夫人=14日(共同)

 安倍晋三首相は15日未明(日本時間同日早朝)、中東3カ国での一連の日程を終え、政府専用機でオマーンのマスカット国際空港から帰国の途に就いた。首相は各国要人との会談で、米国とイランの対立で緊迫する中東情勢の安定化に向け緊密連携を図る方針を確認した。羽田空港に到着するのは15日午後の予定だ。

 首相はサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、オマーンを相次ぎ訪問。サウジのムハンマド皇太子との会談では、中東地域について「軍事衝突は世界の平和と安定に大きな影響を及ぼす」として、各国の抑制的な対応が必要だとの認識で一致した。

 海上自衛隊の中東派遣については、日本関係船舶の航行の安全確保が目的だと説明し、各国の理解を取り付けた。(共同)



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