中国・武漢の新型肺炎、「1700人超の可能性」の試算も 発症者は62人に拡大

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中国・武漢市で発生した肺炎の原因とされる新型のコロナウイルスの電子顕微鏡写真(中国疾病予防コントロールセンター、GISAID提供)

中国・武漢市で発生した肺炎の原因とされる新型のコロナウイルスの電子顕微鏡写真(中国疾病予防コントロールセンター、GISAID提供)

 【北京=三塚聖平】中国中部の湖北省武漢市当局は19日、新型コロナウイルスによる肺炎の発症者を新たに17人確認したと発表した。これにより発症者は計62人に拡大した。中国メディアによると、武漢市の病院幹部は発症者の報告がさらに増える可能性を示唆。香港紙によると、英専門機関が、武漢市内の新型肺炎の感染者が1723人に上るとの試算を発表した。

 武漢市当局の発表によると、精度を向上させた検査キットを使って検査したところ、30~79歳の男女計17人の発症を確認した。13日までに発熱などの症状が出ており、そのうち3人は重症とされる。

 これまでに報告された発症者計62人のうち死者は2人、重症が8人、すでに回復して退院したのが19人。ほかの発症者は武漢市内の医療機関で隔離治療を受けており、病状は安定していると説明されている。発症者の一部は、感染源として疑われる武漢市内の海鮮市場を訪れたことがないという。

 ニュースサイトの中国新聞網によると、同市疾病予防コントロールセンターの李剛主任は「限定的に人から人へ感染する可能性は排除しないが、持続して人から人へ感染を続けるリスクは比較的低い」との見方を示した。

 香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)は18日、上海市と広東省深●(=土へんに川)(しんせん)市で計3人の感染が疑われていると報じた。実際に感染が確認されれば、中国国内では武漢以外で初となる。また、香港紙の明報(同)によると、英インペリアル・カレッジ・ロンドンの専門機関が、武漢市内の新型肺炎の感染者が1723人に上るとの試算を発表。武漢の空港利用者数やウイルスの潜伏期間などを基に推計したという。

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