新型肺炎 首相「感染防止に全力」 関係閣僚会議で指示



関係閣僚会議で発言する安倍晋三首相。手前は加藤勝信厚労相=24日午前、首相官邸(春名中撮影)

 政府は24日午前、首相官邸で中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の発症者拡大を受けた関係閣僚会議を開いた。安倍晋三首相は「国内における感染拡大の防止や在留邦人の安全確保に向け、引き続き全力を挙げてほしい」と述べ、水際対策の一層の徹底や検査態勢の強化、国民に対する迅速で的確な情報提供を指示した。

 関係閣僚会議は、国内で2例目の新型肺炎の感染が確認されたことなどから開催され、茂木敏充外相や加藤勝信厚生労働相らが出席。21日の関係閣僚会議で決定した対応方針への取り組みを強化していくことを確認した。

 首相は「国民は過剰に心配することなく、一般的な風邪の予防策を励行し、落ち着いて行動してほしい」とも強調した。



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