群馬発砲　県警など２７日から学校周辺で見守り活動

　群馬県桐生市天神町のアパート駐車場で２４日夜、住人の暴力団組員の男性が拳銃で撃たれ死亡した殺人事件で、県警は２６日、地域の子供たちの安全に配慮し、市立北小学校（同市西久方町）を中心に計１０校の周辺や通学路などで２７日から当面の間、見守り活動を行うと発表した。

　登校時（午前７時半～８時半）と下校時（午後２～４時）に桐生署員や教職員ら約７０人体制で実施する。

　死亡したのは、特定抗争指定暴力団山口組系の喜原啓祐（きはら・けいすけ）組員（５１）。

　桐生署捜査本部は暴力団同士のトラブルが背景にあるとみて捜査。発砲後、拳銃を持って現場から逃走したとみられる複数の人物の行方を追っている。