地方競馬の短期免許を取得したフランス人女性、ミカエル・ミシェル騎手(24)が25日、川崎競馬場で記者会見し「最後の直線で激しく争うのが好き。早く騎乗したい。待ち遠しい」と笑顔いっぱいに抱負を語った。
川崎競馬の山崎裕也厩舎所属で、27日の川崎を皮切りに3月31日まで南関東4競馬場を中心に騎乗。2月は高知、佐賀、3月は名古屋の各競馬場への参戦も決まっている。
10歳で乗馬を始め、2011年に競馬学校に入学し、14年3月に騎手デビュー。世界的実力者クリストフ・スミヨンらと争いながら力をつけ18年には72勝でフランス国内の女性騎手の年間勝利記録を更新した。
昨夏の日本中央競馬会(JRA)のワールドオールスタージョッキーズでは1勝し武豊、藤田菜七子らを抑えて総合3位になるなど“美人すぎる騎手”と称される美貌だけではなく、実力もきっちりと見せつけた。