12県で85件窃盗などの疑い ブラジル人3人逮捕


 静岡、岐阜両県警は28日、静岡県三島市の工事現場から測量機などを盗んだとして昨年、逮捕、起訴されたブラジル国籍の男3人が岐阜や愛知など12県で盗みなどに関与していたとして、同日までに窃盗容疑などで3人を追送検し、計85件を立件、捜査を終結したと明らかにした。

 3人は住所不定、無職、ラセルダ・マセド・パウロ被告(41)らで、いずれも窃盗罪などに問われ静岡地裁で公判中。

 静岡県警によると、3人は昨年4月以降、12県で、工事現場の休憩所や倉庫などに侵入し、約300点の測量機などを盗んだとしている。被害総額は計約3300万円。

 3人は昨年8月下旬、共謀して三島市の工事現場の倉庫から測量機や電動のこぎりなど計19点を盗んだ疑いなどで同8、9月に逮捕された。3人は容疑を認め、転売目的だったと供述しているという。



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