三菱UFJ銀行が5月1日からコンビニにある現金自動預払機(ATM)の手数料を改定することが28日、分かった。自行ATMの利用件数が増える「ピーク日」はコンビニATMを値下げする一方、それ以外の通常日は値上げする。ピーク日に発生する自行ATMの混雑を緩和する狙いだ。こうした変動制の導入は珍しい。
セブン-イレブンなどに設置するセブン銀行のほか、イーネットやファミリーマートの店舗内にあるゆうちょ銀行のATMが対象となる。給与の支払いなどで取引が増える25日や月末の平日をピーク日とし、日中の手数料を110円から無料に変更する。夜間も220円から110円に引き下げる。
半面、それ以外の平日や土日の手数料は値上げする。セブン銀行のATMでは、平日の日中は110円から220円に上がる。