リニア水問題 国交省鉄道局長が静岡県内10市町訪問へ 

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川勝平太知事の定例会見=28日、県庁(田中万紀撮影)

川勝平太知事の定例会見=28日、県庁(田中万紀撮影)

 リニア中央新幹線工事にからむ大井川の流量減少問題で、静岡県の川勝平太知事と国土交通省の水嶋智鉄道局長が秘密裏に会談していたことが分かった。28日の定例会見で川勝知事が明らかにした。席上、水嶋局長自身が大井川の流域10市町を訪問して直接意見聴取する意向を表明したといい、川勝知事は「大変真(しん)摯(し)な態度で、ぜひそうしてください」と歓迎した。

 川勝知事によれば、水嶋局長との会談は23日に静岡市内で約2時間半にわたって行われたという。

 大井川の水問題をめぐっては、国交省が17日に第三者の専門家で構成される新たな会議の設置を県に提案している。この点について川勝知事は水嶋局長に「国が提案する有識者会議は中立性に疑問があると流域市町は考えている」と指摘。県の専門部会の部会長らを国提案の有識者会議のメンバーとして加えるよう、水嶋局長に要請したと明かした。県は現在、地元市町や専門部会の委員らから意見を聞き取るなど詰めの作業を行っている。

 川勝知事は、国交省が47項目の課題に対する回答を示さなかったことには不満を示したものの「流域市町と利水団体、専門部会の委員の意見を取り入れるということであれば、提案のあった会議は受け入れたい。今週中には回答したい」との見通しを示した。

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