東京・高田馬場の携帯電話買い取り店で、男性店長にスタンガンを押し当ててけがをさせ、現金を強奪しようとしたとして、警視庁捜査1課は29日までに強盗致傷の疑いで、住所、職業不詳、天願頌容疑者(30)ら20~30代の男3人を逮捕した。
逮捕容疑は昨年12月、新宿区高田馬場の店舗で、30代男性の腹部にスタンガンを押し当ててやけどを負わせ、現金を奪おうとしたとしている。
また同課は29日までに渋谷区の携帯電話買い取り店で今月、店員をスタンガンで脅して現金を奪おうとしたとして、強盗未遂の疑いで、目黒区の大学生、田村仁容疑者(20)を逮捕した。いずれの事件も被害者が抵抗したため現金は奪われなかった。捜査1課は手口が似ていることから二つの事件に関連があるとみて、他に関与した人物などを調べている。