東証、一時400円超上昇 新型肺炎防止の連携期待

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 31日午前の東京株式市場は、新型コロナウイルスによる肺炎を巡る世界保健機関(WHO)の緊急事態宣言を好感した買いが強まり、日経平均株価(225種)は大幅反発した。上げ幅は一時400円を超えた。WHOの宣言を受け、感染拡大防止に向けた各国の連携強化への期待が広がった。

 午前10時現在は前日終値比377円56銭高の2万3355円31銭。東証株価指数(TOPIX)は20・08ポイント高の1694・85。

 WHOの宣言で検疫態勢の国際的な連携やワクチン開発が加速するとの見方が買い材料となった。感染が拡大した中国への渡航や貿易を制限する勧告が見合わせとなったことも買いにつながった。

 好決算だった個別銘柄の買いも相場の押し上げ要因となった。

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