新CEOにクリシュナ氏 米IBM、8年ぶり交代

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米IBMの最高経営責任者(CEO)に就くアービンド・クリシュナ氏(同社提供・共同)

米IBMの最高経営責任者(CEO)に就くアービンド・クリシュナ氏(同社提供・共同)

 米IBMは30日、アービンド・クリシュナ上級副社長(57)が4月6日付で最高経営責任者(CEO)に就任すると発表した。トップ交代は8年ぶり。バージニア・ロメッティ会長兼社長兼CEO(62)は年末まで会長職を続ける。

 IBMが昨年買収した米ソフトウエア会社レッドハットのCEOを務めるジェームス・ホワイトハースト上級副社長(52)がIBM社長に就く。

 クリシュナ氏は1990年に入社。クラウドサービスや人工知能(AI)部門を率いている。

 ロメッティ氏は2012年にIBMで女性として初めてCEOに就任。クラウドサービスなどを強化した。ただ、クラウド事業で高収益の米マイクロソフトなど米IT大手と比べて業績は振るわなかった。(共同)

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