国民民主党の小沢一郎衆院議員は31日夜、歴代の秘書が在職50年を祝うために東京都内で開いた会合に出席し、政権交代に改めて意欲を示した。「政権をもう一度奪取できれば私の役目はほぼ終わりだが、実現するまでは頑張らなくてはいけない」と述べた。
国民と立憲民主党の合流見送りを「もう一仕事と思い、野党の結集を皆さんにお願いしたが、残念ながらうまくいかずに休憩になった」と紹介。次期衆院選や令和4年の参院選に触れ「このままいけば、ほぼ(野党が)全滅することは間違いない」と訴えた。
会合には元秘書の石川知裕元衆院議員や国民の木戸口英司参院議員ら約30人が出席。小沢氏は「波瀾(はらん)万丈の50年だった」と振り返った。