茨城県警は4日、平成30年10月に生後8カ月の次女の顔にやけどを負わせたとして、傷害容疑で、同県ひたちなか市、会社員、高倉和樹容疑者(28)を逮捕した。容疑を否認している。県警によると、次女は約1カ月半後に頭部骨折などの大けがを負って死亡しており、さらに虐待がなかったかどうかなど関連を捜査している。
逮捕容疑は30年10月5日午後4時40分ごろから午後10時20分ごろまでの間に、ひたちなか市内の自宅アパートで、高温の液体のようなもので次女の顔面に全治約10日間のやけどを負わせたとしている。
県警によると、30年11月17日に高倉容疑者から119番通報があり、次女は意識不明の状態で搬送され、5日後に死亡した。頭部に骨折があったことなどから病院が県警と児童相談所に通報した。
当時は妻(32)、長女(3)と4人暮らしだった。次女の栄養状態に問題はなく、市や児相が支援していた家庭ではなかった。