主婦殺害事件が公的懸賞金対象に 愛知県警が情報提供呼び掛け


 名古屋市西区のアパートで平成11年、住人の主婦、高羽奈美子さん=当時(32)=が殺害された事件が公的懸賞金(捜査特別報奨金)の対象になったのを受け、愛知県警と遺族は5日、現場近くの名鉄上小田井駅で情報提供を呼び掛けた。犯人逮捕につながる有力情報の提供者に最高300万円が支払われる。

 西署捜査本部の捜査員約20人や夫の悟さん(63)が同日朝、目撃情報や現場の血痕から判明したB型で身長約160センチ、現在60~70代位の女といった犯人像や、事件当時と現在の似顔絵が掲載されたチラシを配った。

 悟さんは「似た人がいたとか、急に引っ越した人がいたとか思い出してほしい」と通勤客らに呼び掛けた。西署の千賀俊彦署長は取材に「わずかな情報でも提供してほしい」と話した。

 高羽さんは11年11月13日午後、自宅で首などを刺され殺害された。台所には、子ども用の椅子に座った当時2歳の長男がいたが、無事だった。



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