5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は米景気拡大への期待から大幅続伸し、前日比483・22ドル高の2万9290・85ドルと、9営業日ぶりに2万9000ドル台を回復した。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は40・71ポイント高の9508・68と、過去最高値を2日連続で更新した。
民間調査による1月の雇用統計が市場予想を上回ったことが好感され、買いが優勢となった。新型コロナウイルスの治療法が中国や英国で進展していると伝わったことも相場を押し上げた。
銘柄別では、医療保険のユナイテッドヘルス・グループやITのIBMが買われた。医薬品のメルクは下げが目立った。(共同)