警察職員が風俗店で副業 児童ポルノ所持の警察官も 大阪

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 大阪府警交通部で勤務していた20代の女性職員が風俗店で働いていたことが6日、産経新聞の情報公開請求などで分かった。女性職員は副業を原則禁止する地方公務員法に違反したとして減給の懲戒処分を受け、すでに退職している。

 府警によると、女性は勤務時間外に風俗店で約1年間働き、月20万円前後を稼いでいた。匿名の通報で発覚し、昨年4月に懲戒処分を受けた。女性は稼いだ金をブランド品の購入などに使っていたという。

 また、府内の警察署に勤務する40代の男性巡査部長が、児童買春・ポルノ禁止法違反(単純所持)と府迷惑防止条例違反容疑で書類送検され、減給の懲戒処分を受けて退職していたことも判明。男性は自宅のパソコンで未成年の裸が映った動画を3点保存していたほか、昨年1月には大阪市内の店舗で、女性2人のスカート内に動画撮影機能が付いた腕時計を差し入れて下着を盗撮していたという。

 府警によると、昨年1年間で懲戒処分を受けた府警の警察官や職員は7人。前年より21人減り、統計が残る平成14年以降で最少だった。逮捕者も1人で前年より14人減って同じく過去最少だった一方、訓戒や注意を受けたのは計223人で前年より40人増えた。

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