１１日のニューヨーク株式市場のダウ工業株３０種平均は小幅反落し、前日比０・４８ドル安の２万９２７６・３４ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は１０・５５ポイント高の９６３８・９４、幅広い銘柄で構成するＳＰ５００種株価指数は５・６６ポイント高の３３５７・７５と、いずれも過去最高値を更新した。
中国で新型コロナウイルスの感染者数の伸びが鈍化するとの見方から買われ、ダウ平均は取引時間中の最高値を更新した。ただ、通信のベライゾン・コミュニケーションズとＩＴのマイクロソフトが売られて相場を押し下げ、終値は前日とほぼ横ばいの水準だった。（共同）
