【2月14日】世界の新型肺炎感染者数と韓国株価のまとめ【コロナウイルス】
今日2月14日もJHU(Johns Hopkins University)のCSSEが発表している肺炎感染者数の数字をまとめて発表しようと思う。更新時間が不定期なのと米国時間で時差がありワトソン君が対応するのが難しいことが背景になり2月6日から毎日やることにしている。
JHUの統計値は更新が遅れることもあるが、基本的には抜け漏れなく反映されているものと思われる。該当のURLはここだ。一部で日本語対応もしている。
https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6
新型肺炎コロナウイルス感染者数は中国の増加ペースが元に戻る
まず感染者数だ。中国の感染者数の増加ペースが元通りになった。1日数千人増加し続ければ3月までに10万人を突破してしまうだろう。シンガポールや香港でもじわじわと人数が増えていて、この2つでトップ2を争っている状況だ。
【2020年2月14日 夜時点での感染者数まとめ】
・中国:63,862人
・ダイヤモンドプリンセス:218人
・シンガポール:58人
・香港:56人
・タイ:33人
・日本:29人
・韓国:28人
=====Aの壁=====
・マレーシア:19人
・台湾:18人
・ドイツ:16人
・ベトナム:16人
・オーストラリア:15人
・米国:15人
・フランス:11人
・マカオ:10人
・英国:9人
・UAE:8人
・カナダ:7人
・イタリア:3人
・フィリピン:3人
・インド:3人
・ロシア:2人
・スペイン:2人
・ネパール:1人
・カンボジア:1人
・ベルギー:1人
・フィンランド:1人
・スウェーデン:1人
・スリランカ:1人
※Johns Hopkins Universityより
日本が韓国を1人だけ追い抜いて29人となった。他にももっといたような気がするが、JHUが把握している人数は29人というわけだ。韓国は明らかに28人では済まないレベルで隠していると思う。
“Aの壁”より下はほとんど変化がない。特に台湾は長い間踏ん張っていて18人から増えていない。こういう台湾を勝手に地域感染国扱いして渡航規制までかけてしまう韓国は一体何様のつもりだ?
今後日本や世界に何が起ころうとしているかはコロナウイルス対策マガジンでまとめている最中だ。現在Vol. 6まで発行されている。この記事が出る22時頃にはおそらくマガジンの販売が再開されていると思う。
2月14日の中国の大気汚染:北京が異様なスピードで改善、上海も同様
今日2月14日も北京の大気汚染の状況を見てみよう。スクリーンショット画像を掲載するのは数日前から停止している。代わりにURLを記載する。
http://aqicn.org/city/beijing/
信じられない状況だ。午後6時の時点で38という北京としては驚異的な数値となっている。周辺地域でも軒並み汚染が改善し大半が黄色になった。グラフで見る限り14日未明から急激に変化したようだ。
次は上海の大気汚染。同じくURLのみとする。
http://aqicn.org/city/shanghai/
上海でも同様の大気汚染の改善が観測された。午後5時の時点で53というやはり信じられないような低い数値となっている。金曜の夜だというのにこの数字は明らかにおかしい。いよいよ中国全体が都市封鎖対象になるんだろうか?
2月14日の韓国株式市場は退屈な結果に
今日のKOSPIの終値は2,243.59で前日比+0.48%という退屈な結果に終わった。この1週間で武漢封鎖前までの水準までほぼ戻した形になる。昨日の下げは特に理由もなかったし、アルゴリズム的な動きと思われる。2月中は今の水準のまま推移しそうな気がする。
一方のKOSDAQの終値は688.91で前日比+0.19%という結果となった。KOSPIの値動きとはやや異なり、午後から急速に売られて一時的にマイナス圏に突入していたのを後半に再度盛り返すなど不安定な動きだった。そうは言っても値幅は小さいからさほど気にすることもないかもしれないが。
韓国株の値だけまとめるのも片手落ちだから、明日からはドルウォン相場もUTCで正午前後の値を観測しようと思っている。いずれ興味深い動きになることを期待している。