クルーズ船乗客ようやく下船 「災害派遣」バスなど大黒ふ頭に 

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大黒ふ頭に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から離れる自衛隊の救急車=14日午前、横浜市鶴見区(鴨川一也撮影)

大黒ふ頭に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から離れる自衛隊の救急車=14日午前、横浜市鶴見区(鴨川一也撮影)

 クルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」が停泊する大黒ふ頭では14日午前から、救急車やワンボックス型の介護タクシーが船体横に乗り付け、走り去る光景がみられた。コロナウイルスに感染した乗客を医療機関に搬送しているとみられる。

 横付けされる車両と船体の間はブルーシートで遮蔽され、乗客が運び込まれるところは確認できない。その周囲では白い防護服を着た関係者が作業に当たっており、船内に残された乗客の一部は、デッキの上から様子を見守っていた。

 午前11時を過ぎると、高齢の乗客を下船させるためとみられる大型バスが4台ふ頭内に入っていった。バスのダッシュボードには「災害派遣」と書かれたプレートが置かれており、いずれも陸上自衛隊員とみられる迷彩服姿の男性が運転席に座っている。4台は船に近づくと車両のカーテンを閉め、乗客の受け入れに備えているようだった。

 午後1時45分ごろ、今度は先ほどの4台とは特徴の異なるバスが1台、救急車などが乗り付けていた船体横にやってきて停車した。船の出入り口は車体で覆われて確認できないが、乗客を乗せているとみられる。

 午後2時ごろ、バスは再び動き出しふ頭の外へ。ダッシュボードには「全民救患者搬送協会」と書かれたプレートが置かれていた。同協会のホームページによると、「民間救急サービスに関する全国の相談窓口」を務める団体だという。白の防護服を着用した運転手の後方乗車席はカーテンに阻まれ、なかにいるはずの乗客の表情はうかがい知れないが、ようやく下船が始まったようだ。

 同2時45分ごろには、同じく防護服を着用した陸自隊員とみられる男性の運転する「災害派遣」のプレートが置かれたバスが、ふ頭の外へ向かう。同3時ごろには、用意されたすべてのバスがダイヤモンド・プリンセスの元を離れた。

 一方、巨大な船のデッキには今後もしばらく船内生活を強いられる人々の様子も垣間見られる。一部の客席の窓の外には、アパートのベランダのように洗濯物が干されており、普段の豪華客船にはないはずの光景が広がっていた。

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