安倍首相が自身のやじを謝罪 「今後は厳に慎む」





冒頭で先日14日、同委員会に於いて自身が発した不規則発言について謝罪する安倍晋三首相=17日午前、国会・衆院第1委員室(春名中撮影)

 安倍晋三首相は17日の衆院予算委員会で、12日の予算委で立憲民主党の辻元清美幹事長代行が質問を終えた際、「意味のない質問だ」とのやじを飛ばしたことについて謝罪した。「不規則な発言をしたことをおわびする。今後、閣僚席からの不規則発言は厳に慎むよう首相として身を処していく」と述べた。

 首相は12日の予算委で、辻元氏が「鯛は頭から腐る。頭を替えるしかない」と非難して質問を終えた際にやじを飛ばしていた。首相は「予算委は質疑の場で一方的に罵(ののし)る場ではない」と説明していたが、野党が一斉に反発。13日に予算委の開催が見送られるなど国会が一時空転し、自民党の森山裕、立民の安住淳両国対委員長が、首相が謝罪することで合意していた。



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