実習生同僚殺害容疑でミャンマー人の男逮捕 三重





カン・ジョ・テッ容疑者(三重県警提供)

 三重県四日市市の塗装会社で17日朝、背中を刺されるなどして死亡しているのが見つかったミャンマー人の男性について、県警は殺害されたと断定した。同日夜に殺人容疑で、所在が分からなくなっていた同国籍の技能実習生、カン・ジョ・テッ容疑者(28)=同市富田一色町=の逮捕状を取り、全国に指名手配していたが、捜査関係者によると18日未明、逮捕した。

 また県警は17日、死亡したのは同容疑者の同僚の技能実習生、エイ・テツ・ジョーさん(25)=同=と発表。司法解剖の結果、死因は背中を刺されたことによる多量出血だった。

 県警によると、同容疑者は身長約170センチの、がっちりした体形。会社から約1キロ離れた近鉄富田駅の名古屋方面行きホームで16日午後6時20分ごろ、似た男が防犯カメラに写っていた。17日朝、2人が出勤しないことを不審に思った塗装会社の従業員が、同社の2階にある食堂を訪れ、遺体を見つけた。



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