関西電力労組が３０００円のベア要求提出

　関西電力労働組合は１８日、令和２年春闘で月額３千円（勤続１２年の３０歳モデル）のベースアップ（ベア）を求める要求書を経営側に提出した。ベア要求は３年連続。子育てや介護をしている組合員向けのテレワーク拡大など制度充実も求めた。

　関電は役員らの金品受領問題が発覚し、経営陣が世論から厳しく批判された。労組側は社員の士気を高めるためにはベアが必要だと判断した。

　賞与は業績連動型とすることで元年１２月に労使で合意しており、２年度に導入される見通し。