働き盛り男性狙う「クラフトボス」 ペットコーヒーなど新商品





サントリー食品インターナショナルの人気ブランド「クラフトボス」の「スペシャルティ微糖」(右)と「レモンティー」=19日、東京都中央区(佐久間修志撮影)

 サントリー食品インターナショナルは19日、ペットボトル飲料の人気ブランド「クラフトボス」シリーズとして、コーヒーのコクと香りを深めた「スペシャルティ微糖」を3月3日、すっきりした甘さの「レモンティー」を4月21日に発売すると発表した。働く男性などをターゲットにシリーズの販売上積みを狙う。

 スペシャルティ微糖はブラジル最高等級豆を含んだ5種のコーヒーを自社焙煎して抽出。味に深みを出した。レモンティーは低温長時間抽出で渋み成分を最小化した紅茶に、シチリア産有機レモン由来の香りと酸味を楽しめる。

 同シリーズは仕事中などにちびちび飲みたいという「ちびだらニーズ」をいち早くとらえ、昨年の年間販売数量が3400万ケースを突破した人気シリーズだが、同社によると、若者や女性の売り上げが多い一方、40代男性の約4割で飲用経験がなく、缶コーヒーよりも香りやコクで劣るイメージを持っているという。

 柳井慎一郎常務執行役員は「ペットは便利だけど、軽い味わいのコーヒーは飲まないという人に試してもらいたい」と話した。



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