香港帰還のクルーズ船乗客、住民反対の公営住宅に隔離

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クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船していた香港の住民が乗るバス=20日、香港(ロイター)

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船していた香港の住民が乗るバス=20日、香港(ロイター)

 【香港=藤本欣也】横浜港に停泊中、新型コロナウイルスの大量感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船していた香港の住民106人が20日、チャーター機で香港に帰還し強制隔離された。

 隔離先をめぐっては、香港政府と地域住民らの間で対立していたが、乗客らは2週間、新界地区・火炭にある未入居の公営住宅(5棟)で隔離されることになった。

 乗船していた香港住民約350人のうち、感染が確認された55人のほか、感染疑いが濃厚な乗客や、自力で帰還する乗客らを除く約230人がチャーター機で順次帰還する見通しだ。

 しかし香港政府によると、既存の隔離施設(計150戸)の8割が他の隔離者に使用されている。林鄭月娥(りんてい・げつが)行政長官は「他に選択肢がない」として火炭の公営住宅を利用することを決定し、19日に視察した。

 これに対し、付近の住民や公営住宅に今月以降入居予定だった市民らが反発。昨年から反政府デモを行う若者らも合流し、政府への抗議活動が続いている。

 香港に到着後、バスに分乗した元乗客らは20日、厳重に警備された公営住宅に入り、隔離生活を始めた。

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