住信SBI、地銀でシステム障害 ATM、ネット取引できず


 住信SBIネット銀行は23日、振り込みや残高照会などほぼ全ての取引が一時できなくなるシステムトラブルが起きたと明らかにした。日本IBMのデータセンターの電源障害が原因。山形銀行(山形市)や八十二銀行(長野市)といった地方銀行でも23日、現金自動預払機(ATM)やインターネット取引が一時利用できなくなった。

 日本IBMによると、電源は回復し、顧客のシステム復旧に順次対応した。住信SBIのトラブルは午前10時前に発生し、午後5時ごろ解消した。住信SBIはネット専業大手で、2019年末時点の口座数が379万、預金残高は5兆4242億円。

 地銀では他に筑波銀行(茨城県土浦市)、武蔵野銀行(さいたま市)、もみじ銀行(広島市)、山口銀行(山口県下関市)、北九州銀行(北九州市)でも同様のトラブルが起きた。



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