鎌倉期の「絹本著色不動明王像」、愛媛県の有形文化財に

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愛媛県有形文化財に指定された「絹本著色不動明王像」(愛媛県教委提供)

愛媛県有形文化財に指定された「絹本著色不動明王像」(愛媛県教委提供)
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 愛媛県教委は、県無形文化財の砥部焼保持者に砥部町五本松の白潟八洲彦(しらかたやすひこ)さん(80)を追加認定し、有形文化財に西条市旦之上の十地院所蔵の「絹本著色不動明王像(けんぽんちゃくしょくふどうみょうおうぞう)」など3件を指定した。

 白潟さんは砥部町生まれで、故酒井芳人さん(県無形文化財保持者)の五松園窯に入門。昭和43年に青年海外協力隊でフィリピンで焼物を指導し、2年後、八瑞窯を創業した。ろくろ成型の卓越した技法で同56年、国の伝統工芸士の認定を受けた。白磁による大物作りを得意とし、陶器の大きさの限界に挑戦し続けている。

 絹本著色不動明王像は右手に火炎のついた剣を持ち、総髪で左耳前に弁髪を垂らし、両目を大きく見開いている。天台系の珍しい不動明王で鎌倉時代(13世紀後半)の独尊像としては国内唯一。保存状態も良好という。

 その他に有形文化財に指定されたのは、天満神社の本殿(四国中央市土居町)▽太山寺所蔵の木造五智如来坐像五躯(松山市太山寺町)。

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