【ラスベガス(米ネバダ州)=平田雄介、黒瀬悦成】11月の米大統領選に向けた民主党候補指名争いの第3戦となる西部ネバダ州党員集会が22日実施され、急進左派のサンダース上院議員(78)が勝利を確実にした。米主要メディアが伝えた。サンダース氏は第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選に続き2連勝となり、先頭走者としての立場を一層強固にした。
サンダース氏は勝利報道を受け、ツイッターに「この草の根の運動はもはや止められない。民主党の指名を勝ち取り、トランプ大統領を倒し、この国を変えよう!」と書き込んだ。
同氏はまた、南部テキサス州サンアントニオで勝利集会を開き、「欲望と腐敗、嘘に基づく政府でなく、思いやりと愛、真実に基づく政府をつくることに絶対の自信を抱いている」と述べ、トランプ氏の再選阻止を誓った。