新型肺炎でCO2排出量激減 中国、大気汚染も一部改善

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普段より車両の通行量が少ない北京中心部の目抜き通り「長安街」=23日(共同)

普段より車両の通行量が少ない北京中心部の目抜き通り「長安街」=23日(共同)

 中国で新型コロナウイルスによる肺炎の拡大に伴い経済活動が低迷し、二酸化炭素(CO2)の排出量が激減したと分析する報告書を英国の情報サイトが23日までに掲載した。化石燃料の使用が減ったことで大気汚染も一部改善が見られたとしている。

 中国では新型肺炎の影響で工業生産や建設業の活動再開が遅れ、石油や石炭、鉄鋼などの需要が落ち込んでいる。

 気候変動やエネルギー政策を扱う英国のサイト「カーボン・ブリーフ」に19日に掲載された専門家の報告書によると、春節(旧正月)の連休(1月24日~2月2日)後の2週間のCO2排出量は、昨年の春節明けに比べ約1億トン減った。昨年同時期の世界の排出量の6%に相当するという。

 また春節連休後、中国全体で大気汚染の原因となる二酸化窒素の平均濃度が、昨年に比べ36%下がったとしている。(共同)

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