「米国はインドを愛す」 トランプ氏初訪印 中国念頭に連携強化

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インドのモディ首相(左)の地元、西部グジャラート州を訪問し、10万人以上が詰めかけた集会に参加したトランプ米大統領(右)=24日(AP)

インドのモディ首相(左)の地元、西部グジャラート州を訪問し、10万人以上が詰めかけた集会に参加したトランプ米大統領(右)=24日(AP)

 【シンガポール=森浩】トランプ米大統領は24日、大統領就任後初めてインドを訪問した。海洋進出を強める中国を念頭に、日米両国が提唱する「自由で開かれたインド太平洋」の一翼を担うインドと安全保障面などでの連携を深めたい考えだ。

 インドに到着したトランプ氏は、モディ首相の地元である西部グジャラート州を訪問し、10万人以上が詰めかけた集会に参加。「米国はインドを愛し、常にインド人に忠実な友人である」と演説し、両国関係の親密さを強調した。

 さらに、「最高で最も恐れられている防衛装備品を提供する」として、インドとの間で哨戒ヘリコプターなど30億ドル(約3300億円)規模の売却契約が結ばれることを明らかにした。

 安全保障面での連携の一方、米国が抱える貿易赤字を発端とする米印貿易摩擦について、トランプ氏は「信じられない貿易協定を結ぶ初期のステージにいる」と話すにとどめた。

 トランプ政権は閉鎖的なインド市場の開放を求める一方、インドは産業保護のため消極的な姿勢を崩していない。インド外務省関係者は「米国と貿易面で合意を急いでいるわけではない」と話し、今回のトランプ氏訪印で大きな前進はないとの考えを示した。

 インド国内では、ヒンズー教徒に人気が高いモディ氏との関係を強調することで、トランプ氏は11月の米大統領選でインド系住民の支持を得られるとの見方も広がっている。

 トランプ氏は25日、首都ニューデリーでモディ氏と首脳会談を行う。

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