メモ隠蔽で遺族と和解 神戸の中3いじめ自殺

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 神戸市垂水区で平成28年に市立中3年の女子生徒=当時(14)=が自殺し、市教育委員会がいじめの調査メモを隠蔽した問題で、市は25日、遺族に約2千万円の解決金を支払って和解することを決めた。市議会で同日、訴訟を経ずに和解するための議案が全会一致で可決された。

 市などによると、自殺後に市教委が設けた調査委員会が29年、いじめと自殺の直接の因果関係を認めないとする結論をまとめ、遺族が反発。生徒の同級生が説明したいじめの内容が記されたメモを市教委幹部らが隠蔽していたことも発覚した。

 市は別の第三者委員会を立ち上げて再調査し、昨年4月にいじめと自殺の関連性を認める報告書をまとめた。

 報告書は「遺族の思いが軽く扱われた」と市教委の対応を非難。いじめの初期段階で適切な対応ができるよう、弁護士やスクールカウンセラーとの連携を強化すべきだとの提言も盛り込まれた。遺族側は、提言の実現も和解の条件とした。

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