航空自衛隊浜松基地(浜松市西区)は2日、カラーコピーで偽造した外出証を使い外出したとして、第1航空団基地業務群施設隊の20代の男性空士長計2人を停職2日の懲戒処分とした。
同基地によると、2人は平成29年11月16日と19日の夜、1人が偽造した外出証を使って、1回ずつ近くのコンビニに出掛けた。偽造した空士長は「外出時間に制限があるのが不満だった」と話しているという。
また同基地は、親族が死亡したと虚偽の報告をして特別休暇を取得し、交際相手の親族の葬儀に参加したとして、第1航空団整備補給群本部の20代の男性空士長を停職2日の懲戒処分とした。
同基地司令の加治屋秀昭空将補は「自衛官としてあるまじき行為。再発防止に努める」とのコメントを出した。