IR誘致を凍結 北海道留寿都村、汚職事件受け





IR誘致が計画されたリゾート施設。当時IR担当の内閣府副大臣だった秋元司衆院議員が宿泊していた=北海道留寿都村、昨年12月18日(市岡豊大撮影)

 北海道留寿都村が、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致活動の凍結を決めたことが3日、村への取材で分かった。汚職事件の舞台となったことでイメージが悪化し、誘致継続は困難と判断した。

 場谷常八村長が2日の村議会で「大きなマイナスイメージを払拭するには相当な期間を要する。けじめとして一連の活動は凍結し、仕切り直したい」と表明した。

 村は平成26年に誘致意思を表明。北海道では苫小牧市と釧路市も名乗りを上げていた。村内でホテルやスキー場を運営する「加森観光」(札幌市)が中国企業「500ドットコム」とIR事業を計画。事件では代表取締役会長の加森公人被告(76)も贈賄罪で在宅起訴された。



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