タリバン、攻撃再開を示唆 構成員の解放否定に反発

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 【シンガポール=森浩】アフガニスタンで米国とイスラム原理主義勢力タリバンの間で成立した和平合意をめぐり、タリバンの報道担当者は2日、「軍事活動を以前のレベルに戻さないという意味ではない」と述べ、拘束中のタリバン構成員の解放がない場合、政府軍への攻撃再開がありうることを示唆した。ロイター通信が伝えた。

 アフガンのガニ大統領は1日、和平合意に盛り込まれた政府が拘束している構成員5千人の解放について、「約束はしていない」と発言した。解放は10日から開始予定のタリバンとの直接対話での「交渉材料」との見方も示した。

 ガニ氏の発言にタリバン側は反発し、報道担当者は、構成員が解放されない限り、政府との対話には応じない姿勢を表明した。和平合意の前提として実施された7日間の「暴力の削減」は既に終了したとの認識を示し、攻撃再開は「1時間後でも今夜でも明日でも可能だろう」と話した。

 地元メディアによると、東部ホスト州で2日、爆発があり、少なくとも市民3人が死亡した。タリバンの犯行かどうかは分かっていない。

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