6日午前の東京株式市場は、新型コロナウイルスによる肺炎拡大への警戒感が強まり、日経平均株価(225種)は大幅反落した。前日の米株安や円高ドル安の進行も投資家心理を悪化させ、下げ幅は一時350円を超えて節目の2万1000円を割り込んだ。
午前9時15分現在は前日終値比311円76銭安の2万1017円36銭。東証株価指数(TOPIX)は25・25ポイント安の1490・46。
前日のニューヨーク市場は、米国内での感染拡大が企業業績の打撃となるとの観測から、米ダウ工業株30種平均は969ドル下落して取引を終えた。6日の東京市場にもこの流れが波及し、ほぼ全面安の展開となった。