2月の工作機械受注、前年比30%減 7年ぶり低水準

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 日本工作機械工業会が10日に発表した2月の受注速報によると、受注総額は前年同月比30・1%減の767億1400万円で、17カ月連続で前年同月実績を割った。7年1カ月ぶりの低い水準。好不調の判断の境目となる1000億円を下回ったのは7カ月連続。新型コロナウイルスの感染拡大で、工作機械各社とも中国での生産が中止に追い込まれたり、受注活動に悪影響が出ている。

 内需は23・3%減の319億4900万円で、15カ月連続のマイナス。外需は34・2%減の447億6500万円で、17カ月連続のマイナスだった。

 受注低迷に加えて、ここ数日の急激な円高は輸出のウエートが大きな工作機械各社の業績の下押し圧力となる。すでに牧野フライス製作所が6日、令和2年3月期連結決算の下方修正を発表している。受注低迷と急激な円高により、工作機械業界は厳しい試練に立たされたといえそうだ。

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