児童虐待通告 大阪は6年連続全国最多

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大阪府警本部

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 大阪府警は12日、虐待の疑いがあるとして児童相談所(児相)に通告した18歳未満の子供が、昨年1年間で1万2609人(前年比1490人増)で6年連続で全国最多だったと発表した。児童虐待事案の認知件数は7273件(同726件増)でいずれも過去最多。府警は増加の要因を「あらゆる事案で虐待の疑いがないかを徹底的に調査した結果だ」としている。

 通告理由の内訳は、身体的虐待2462人▽性的虐待16人▽育児放棄(ネグレクト)1216人▽心理的虐待8915人。心理的虐待のうち5284人は、子供がいる場所での夫婦げんかを含めた配偶者間暴力(DV)が行われた疑いがあるとするものだった。

 虐待の摘発件数も過去最多で107件(同6件増)。内訳は殺人3件▽殺人未遂10件▽傷害致死2件▽傷害48件▽暴行13件-など。事件で死亡した子供は0~5歳の5人で、3人が無理心中だった。摘発された113人のうち最多は実父の37人で、実母が36人、養父・継父が23人、内縁の夫が15人と続いた。

 また、児相が自ら把握して対応したケースのうち、「重篤な事案」などとして府警に通報したのは251件。前年(120件)から2倍以上に増え、府警は「児相との連携が進んだ」としている。

 大阪府は通報とは別に、軽微なものも含めた全ケースの概要を府警に送信する「全件共有」を行っているが、このリストをきっかけに府警が摘発したケースはなかった。

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