習近平氏「見舞い電」で共闘アピール 韓国、イタリアなどへ 中国責任論封じ込め 

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テレビ番組を通じて中国・武漢の病院で新型コロナウイルス感染者の治療にあたる医療従事者に話しかける習近平国家主席=3月10日、武漢(AP)
テレビ番組を通じて中国・武漢の病院で新型コロナウイルス感染者の治療にあたる医療従事者に話しかける習近平国家主席=3月10日、武漢(AP)

 【北京=西見由章】中国の習近平国家主席は14日までに、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な韓国やイタリア、イランの各首脳に「心からの見舞い」を伝える電報を送り、「力の及ぶ限りの援助」を約束した。国営新華社通信が同日伝えた。世界にウイルスを拡散させたとする「中国責任論」の高まりを封じ込める狙いがありそうだ。

 習氏が電報を送ったのは韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領とイタリアのマッタレッラ大統領、イランのロウハニ大統領。

 習氏は自らが掲げる理念「人類運命共同体」を持ち出して「感染に国境はない」と強調し、感染防止に向けた共闘と団結を各国にアピール。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)は世界全体を襲った天災だったとの立場をにじませた。感染源としての中国の責任には触れなかった。

 中国政府の発表によると、13日に報告された中国本土の感染者11人のうち、7人がイタリアなど外国で感染した後に入国したケースだった。中国の感染対策の重点は、国内での拡大防止から、外国で感染した人の流入を食い止める水際対策へと移りつつある。

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