青森、岩手、秋田3県を管轄する陸上自衛隊第9師団(司令部・青森市)の新師団長に亀山慎二陸将(56)が着任し19日、記者会見が行われた。
亀山師団長は、世界に感染が拡大している新型コロナウイルスや近年、国内で多発する自然災害への対応に触れ「物心両面を整え、命令が下ったら直ちに任務を完遂できる部隊を育成することに力を入れたい」と抱負を語った。
亀山師団長は長崎県出身。陸自第3師団副師団長兼千僧駐屯地司令(兵庫県伊丹市)や東北方面総監部幕僚副長(仙台市)などを歴任した後、第11旅団長(札幌市)から18日付で着任した。