刑務官が中学生に傷害容疑、書類送検 剣道教え子、顔面けが

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 大分刑務所(大分市)の40代の男性刑務官が、指導する剣道の教え子の男子中学生をたたいて顔にけがをさせたとして、傷害容疑で書類送検されていたことが20日、刑務所への取材で分かった。刑務所は処分を検討している。

 刑務所によると、刑務官は2月1日、昭和電工武道スポーツセンター(大分市)の駐車場に止めた乗用車内で、中学生の顔を複数回たたき、顔面にけがを負わせた疑いがある。大分東署が今月18日、書類送検した。

 刑務官は剣道の大分県代表として、国体などの全国大会に出場経験がある。刑務所の聴取に暴行を認めたという。

 刑務所は「被害を受けた少年をはじめ、少年剣道に携わる方々に多大な迷惑と心配を掛け、大変申し訳ない」とコメントした。

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